歯科医師の麻酔科研修
三井記念病院で研修中の歯科医が全身麻酔を行い術中死が起こったという報道がなされた。
新聞報道ではよく分からなかったが今週の週刊文春(7/19)の記事で詳細を知ることができる。
麻酔の経過や三井記念病院での麻酔の体制については分からないのでコメントできないが、
患者は、慢性腎不全で、心機能も低下していたのは間違いなさそうだ。術式は透析用のシャント造設なので局所麻酔あるいは腕神経叢ブロックでも可能である。このような症例を、まず全身麻酔で行う必要があったのか?という点と、全身麻酔で行うにしても歯科の研修中の医師に担当させるのはどうだったのか?などに疑問が残る。
研修というのは便利な制度で、研修といいながら実質的には労働力ということはいろいろな分野で聞く話である。今後の進展に興味が持たれる。
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Comments
この事件の指導医を直接知っていますが、漏れ聞くところでは真相はこの指導医が教授を務めているN大歯学部の内紛だそうです。
指導医はN医科大学からN大歯学部に教授招聘された人ですが、そのために教授になれなかったN大医師が解決済みの事件をわざわざほじくり返して厚労省に通報したというのが真相のよう。
結局大きな処分にはなりませんでしたね。
私見では、本件の指導医は高い手技技術とセンスをお持ちの方のように思います。
Posted by: ミズバショウ | March 09, 2008 at 02:31 AM